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クラスタリング・オンプレミス環境

予定日:2020年12月29日(火)

複数サーバー構成のシステムを自社データセンターで運用する形態のシステム構成となります。金融機関向けの電子決済システムや放送事業者向けの広告送出システムなど、許認可事業者向けの業務システムで障害発生時に責任の所在を明確にする必要があるシステムを構築する場合にこの様な構成となります。

 

また、クラウドサービスでは構築できない特殊なサービスや計測機器との連携が必要な場合もオンプレミスでの構築となります。例えば動画配信サービスのように大量のストレージを運用コストなしに保持したい場合や、工場などで各所の計測機器等との接続が必要な場合や外部回線障害が発生しても工場の稼働を絶対に止められない場合などに使用します。

 

構成

ウェブサイト側のGUI画面を提供する機能としてWEB1・WEB2サーバー、外部システムとの連携を行うAPI1・API2サーバー、バッチ処理を専門に行うBatch1・Batch2サーバーがあり、データベースとしてOraceDBを冗長化して構成しています。

 

WEB、API、Batchはそれぞれ2系統用意し、どちらか一方で障害が発生しても他方で運用を持続する目的や、メンテンナンス時に片系に切り替えて更新作業を行うなどの目的で必ず2系統以上の構成とします。

 

また、クライアント側の前段としてFW(ファイヤーウォール)とLB(ロードバランサー)を設置しています。ただし、最近ではFWを外部商用サービスを利用する場合もありますが、FWのトランザクション数の上限に到達しサービス障害が発生するという事例も存在します。

 

メリット

システム各機能の責任分界点を明確にすることができます。特に前述の免許事業者の場合、障害発生時に監督官庁への報告義務が発生する場合があります。その際、報告書に記載する事項として障害発生箇所の責任の所在を明確化する必要があり、再発防止対策の明記が求められます。そのため、クラウド環境で構築を行うと責任の所在を明確化することができず再発防止策を建てることができないため、すべての機器を支配下におけるようにオンプレミスで構築を行います。

 

デメリット

すべての機材の調達、運用管理、障害対応、機器更新などを自社または外注で行う必要があるため、コストが増加する傾向にあります。また、システムの構成を容易に変更することができないため、新しい機能の追加を行う際にハードウェアの構成変更も必要になる場合があります。

 

ナビゲーター

石田芳輝
プロジェクト・クルーザーの運営事務局の石田と申します。 皆様の使いやすいシステム開発と、安心で安全なプラットフォームの運営を行っています。 ご要望やご意見などお問い合わせフォームからお送り頂けますと幸いです。
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